インストールと設定


インストールと設定

ウィルスにやられないようにVMwareの設定でNICをLANに接続しない状態 でインストールしています。わたしは閉じた Host OS が 2 つの NIC を 持っており片方は閉じた LAN になっているので一時的にそちらをむけ ていますが VMware の機能である Host Only や Setting で 「Connected」「Connect at power on」のチェックを外すだけでもいい とおもいます(ためしていません)。

SP3aとHotFixはあらかじめダウンロードしてCD-IMAGEを作成しておきます。

Service Pack, HotFix のダウンロード

SQL Server 2000 Service Pack 3a

http://www.microsoft.com/japan/sql/downloads/2000/sp3.asp
「データベース コンポーネント」(JPN_SQL2KSP3.exe)をダウンロードします

SQL Server 2000 SP3a HotFixes

以下のURLをみて必要な HotFix をダウンロードしておきます。

http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/fix/sql2ksp3.asp

Windows2000の適用方法にあわせて以下のようなバッチファイルを作成しています

rem HotFix 適用バッチファイル
rem 2004/03/30 Updated
rem 再起動を要求されてもいいえを選んで最後まで適用してください
rem MS03-031
SQL2000-KB815495-8.00.0818-JPN.exe /q
rem MS04-003
JPN_Q832483_MDAC_x86.EXE /q
qchain
pause

SQL Server は WindowsUpdateではチェックされません。Microsoft からの発表には気を配るようにしましょう。

CD-ROM Image から SQLServer 2000 Standard Edition のインストール

Administratorでログオンし、CD-ROMを入れると自動的にオートメニュー が起動します。起動しなければCD-ROMのautorun.exeを実行します。 そして「SQL Server 2000 コンポーネント」を押すとインストーラが 起動されます。

コンピュータ名ローカルコンピュータ
インストールの選択SQL Server の新規インスタンスの作成またはクライアントツールのインストール
インストールの定義サーバーとクライアントツール
インスタンス名既定インストール
セットアップの種類標準
サービスアカウント各サービスに同じアカウントを使用
ローカルシステムアカウントを使用
認証モード混合モード
SAのパスワードはつける(ちゃんと覚えておくこと)
ライセンスモード適切に

ローカルシステムアカウントを指定するとセキュリティ的に問題が発生 する可能性があります。ただ、Administrator やその他の Windows ユーザ のパスワードを変更するたびにサービスの設定をやりなおす手間を嫌って このように設定しています。

Sybase の経験があったため認証モードは混合モードにして SQL Server 特有のユーザを作成することを選択しました。 デフォルトは Windows 認証となっており、こちらを選択しても問題 ないとおもわれますがテストしたことはありません。

ログオフ & ログオンするとタスクトレイにSQL Server サービスマネージャ が起動されています。今回は単体で使用しますのでDTCは必要ありませんし Microsoft Searchも停止します。SQL Server は自動起動するように しておきます。

Distributed Transaction Coordinator停止OS起動時に自動的に開始しない
Microsoft Search停止OS起動時に自動的に開始しない
SQL Server開始OS起動時に自動的に開始
SQL Server Agent停止OS起動時に自動的に開始しない

SP3a のインストール

jpn_sql2ksp3.exe を展開します。展開先ディレクトリに setup.bat が 作成されているので実行するとインストーラが起動します。

インスタンス名既定インストールにチェックがついているはずです
サーバーへ接続SQL Server システム管理者のログイン情報SAパスワードを入力します
セットアップオプションすべてのデータベースで、複数の・・・チェックしない
Microsoft Searchをアップグレードチェック
エラー報告チェックしない

HotFix の適用

Microsoft からダウンロードしておいたものを適用します。ここでも SA のパスワードを聞かれます。くれぐれもSAのパスワードは忘れないように しましょう。(コンソールから Enterprise Manager を使用しているだけ だと忘れがちです)

適用後に再起動します。

SQL Server 2000 の基本

オブジェクト階層

SQL Server は以下のような階層になっています。ディスクを指定して データベースを作成し、その中にテーブルやビューを作成します。

+- テーブル、ビューなど
+- データベース
+- ディスク (disk file)

master データベース

他のデータベースの情報を保存しておく特別なデータベースとして master データベースがあります。これは絶対に削除してはいけま せん。ユーザが作成したデータベースは master データベースに 記録されており同期がとられています。ですから ''データベースを他の SQL Server に移行するときはファイルのみ 入れ替えても正常に動作しません''

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