Java1.4 から Logging API が追加されました。Java 1.4 付属のものとどちら を使うか迷いましたが結局使い慣れた Log4J にしました。 とはいえ Struts は jakarta-commons-logging を使用していますので後で Logging API を使用するのも簡単でしょう。
デバッグのためにもロギングについての動作確認は早いうちから行っておく ことをお勧めします。
Apache Logging からダウンロードできます。
c:\java (任意)に展開します。結果として c:\java\jakarta-log4j-1.2.8 というディレクトリができます。
いくつかのサイトで simplelog を使用しているときにログ出力を減らす 方法として web.xml の <init-param> を変更する方法が紹介されていましたが、 これは1.0でのやりかたです。 1.1 では simplelog.properties を記述する必要があります。
以下を WEB-INF/lib/classes/simplelog.properties として作成します。
org.apache.commons.logging.simplelog.defaultlog=warn
指定できるログレベルは fatal/error/warn/info/debug/trace の6種類です。 fatal が一番少なく、trace が一番多いです。デフォルトは info になっています。
Struts を使用していてうまく動かないときはログレベルを debug にしてみ るとログの量が多くなり原因が分かることがあります。
Log4j について解説されたサイトはこれ以外にも多数ありますので探してみてください。